世の中、時間が唯一平等に与えられているなんて言われたおりますが。
その価値観の中ですと確かに同じミッションをこなすのに短時間で済むのであれば短い方が良いに決まってます。

移動時間にしかり。今まで何日もかけて京都〜江戸を往復していたのが今は新幹線でビュンです。飛行機でもいい。なんならリモート会議だったら移動せずにミッションを達成できてしまう世の中です。

ただ、いっつも気になるのはかつては当たり前に感じていたであろう四季の移り変わりや情景なんかは感じられなくなってしまったということです。
本当はそこが一番、人間が幸せに生きていく上で大事な時間や感覚なのではないのでしょうか。

風が強いな、寒いな、とか新緑が出てきたから春は近いぞ、とか。必要ないっちゃ必要ないのかもしれませんが、コレだけ便利な世の中になったのなら便利さの延長線上にある幸せはもうとっくに上限に達していると考えた方が無難です。

妻の実家は旬の食べ物などを積極的に食卓に並べる、いわゆる昔ながらのお家なのですが、体験してみて分かったのですが、そーゆーのってめちゃくちゃ大事だなと。
七草粥を食べたり蕗のとうの天ぷらだったり。季節を感じながら生活を営むという当たり前のことがいかに身近な幸せなのか思い知ります。
おばあちゃんから子供まで、一緒に食卓を囲む幸せ。核家族化ですっかり忘れてしまっている気がしてます。


去年は初めて稲刈り体験をさせてもらいましたが、やっぱり一年を通じて育てたお米を収穫するというのはそれだけで感慨深いものがありました。
商品棚に並んでいるお米を買うのとは全く違う感覚です。

これ、便利になったと同時に失った感覚なんじゃないかなと思ってしまうんです。

別に近代化に反対！と声高に言いたいわけではありませんが、現代人に必要なのはやはり「自分で判断できるだけの価値観」を持つことなのではないでしょうか。
あまりにも「なんとなく」とか「当たり前だから」ということで選択してしまっていることが多いような気がしています。


こと音楽なんて、これからは聴く、よりも演奏する、方が価値が高くなると感じています。原点に戻るというか。もっと音楽を奏でること自体が評価されてくるように思います。
時代もテクノロジーも十分に整っていると思います。


ちなみに、実際にやってみてコレは機械の方が良いなと思った価値観を紹介させてください。

・草むしり
・土地、建物の土木基礎工事

です。手作業でやってできなことはないのですが、体力的消耗と消費時間を考慮すると完全に機械＆プロにお願いする、が僕の中での正解でしたw

完全に余談ですが、土木基礎の機械って高いんすよ〜。ちゃんと土木作業の疲労具合と効率化を先人たちは分かっていて、価格に反映されています。で、この金額を購入に使うなら外注でしょとなる・・・ここが趣味の分かれ道、自分で機械を所有したい人なら購入しちゃえばいいし、俺みたいに所有するまではちょっと・・・って人はプロにお願いするってのが良いバランスかなと思います。
まぁ買ってしまってレンタルするという「金持ちプライベートジェット方式」を採用するという手もあると思いますが、、、そんなに土木工事にチャレンジしてみたいって人もいないと思いますので僕はパスですね笑。

余談ついでに。
車のリセールを考えて車を買う人。これは完全にナンセンスだと思ってます笑。
金額的なことで考えるなら、タクシーorレンタカーです。年間の維持費とか考慮すればどうひっくり返っても所有しない方が安上がり。

それでも所有したい、と価値観を優先するのならば、自分の乗りたい車に乗るのが一番幸せへの近道です。売ることを考えて乗る、なんて楽しさ半減ですよ、奥さん。（洋二郎調べ）

で、売らずに最後まで乗り潰す。今の車なんて平気で20万キロ以上走りますから、10年乗っても壊れません。
500万円の車を買ったって1年あたり50万円で豊かなカーライフが送れると考えればタクシーよりも割安かなとは思います。20年のれば年間25万円です。
購入後5年とかで売っちゃうからダメなんすよ。一番価格差が出ちゃいます。やれ〇〇キロ走っちゃうと下取りが〜とか新車登録何年以内に売ると下取りがつきやすいですよ〜なんてのは壊れるまで乗り続けることに比べたらめちゃくちゃ損してますから。
結局「飽きちゃう」ってのが一番の原因ではあるのですが。飽きたから乗り換える、なんてのはそりゃ一番お金がかかりますよね。
まぁそんなこと考えなくて良いくらい大儲けしたいもんですが。

今日もいつかきっとくるであろう大儲けできる日に備えて、大金の使い道を考えております。
これを先人たちは捕らぬタヌキの皮算用と言っていたようですが。
いつか獲って見せよう皮算用。。。

頑張ります。