音楽やっててよかった!
そういえば、昨日は現場でとんでも無い体験をしたんすよ。
音楽で。
音楽を愛でるようになってから久しいですが、愛られるようになればなるほど、困っちゃうことがあって。
以前ココで書きましたが、元々は俺は技術信仰だったんです。
うまけりゃえらい、みたいな。
上手い演奏が優れている演奏だ、というちっぽけな箱の中でしか音楽を聴けなかった幼少時代の
名残と言いますか。
音楽はそれだけじゃないんすよね。
技術向上ももちろんありますが、技術がなくても楽しめるのが、音楽の良さの大部分を占めていると思います。
そうなってくると、自分のカテゴリーとして技術力向上と、音楽家としての趣味が反比例していっちゃう
イメージって伝わります?
上手くなることで表現できる様になるところに、自分の好みの音楽がないという。
まぁざっくりというと、雑食になったわけですが。
それでも技術信仰の名残がたまに顔を出す時があって。。。
まだ悪さしてんのか!みたいに見て見ぬふりをしたり、自分で受け入れたりとその都度
向き合ってはいるのですが、昨日の現場ではね?
ぶっち切りの技術力と表現力で圧倒されたんすよ。
あ〜!!!!これこれ!!!みんなを黙らせちゃう圧倒的な技術力。
俺はこれが好きたっだんだよ〜泣
やっぱり俺の源流は技術信仰だったんす泣
もうね、最高でした。前もアリシアのことをブログで書きましたが、まさにそれ。
https://yojiroweb.com/blog690
手放しで楽しめちゃう安心感。
ホイットにヒューストンとかね。
ぶち抜かれる、というのはこのことですね。
いや、いい経験できました。
やっぱりね、自分の体験を振り返ってみても思うんすけど、自分が音楽家として成長した瞬間って
練習なんかじゃなくて、圧倒的な技術力を持った先輩方と一緒に演奏した時なんすよ。
「ナルホド〜」ととか「これでいいんだ!」とかいろんなことを、それこそ文字通り「音で示して」くれるんすよ。
その時が1番成長するんすよね。
なので、俺の生徒さんにはプロと共演できる環境を作ろうと思っています。
それが成長の近道なので。
みんなが楽しめる様に愛のある演奏で生徒さんを引き上げる。
そんなことを計画中です。