結局村社会だろ



ここ最近、コミュニティーの大切さというか面白さというか、色んな場面で感じることが多かったので少しまとめてみようと思います。

昔は同じ趣味の人を見つけるのが大変だったんです。たとえばサーフィン。
地元の友達にはサーフィンをする人がいなくて、なかなか連れて行ってくれる人がいなかったんです。
結局、ハタチになるタイミングでバイト先の社員の人がサーファーだったことがわかってデビューすることになったんですが、興味を持ったのが中学生の頃なので実に6年かかってしまいました。
それが今はSNSのおかげで早く簡単に見つかりますよね。

バイクに乗り始めた時に、共通のバイクに乗っている人たちのコミュニティーが存在していて、ツーリングが開催されているのを初めて知りました。
ものは試しにと参加してみたのですが、めちゃくちゃ楽しかったんです。
こんなにも手軽に同じ趣味の人を見つけられるなんていい時代だなぁ〜と感じたのを覚えてます。
そこからイモズル式にバイクコミュニティーが広がっていって、今ではサラッとお邪魔しただけでこのクオリティの写真を撮っていただけるようになります。

https://www.instagram.com/p/CxppUQ3vOV5/?img_index=1

不思議なもんです。
他にも地形にハマって街歩き会に参加してみたらご存知の通り静岡スリバチ街歩きの旗振り役になってしまったりしております。
https://yojiroweb.com/blog467

なんか昔に比べて新しいコミュニティーに参加しやすくなったな〜と思っています。

先日の強烈な二日酔いの原因になった時も、そのお店はお客さんの「寄付」で回っていたんです。え?何それ、なんですが、お客さんの差し入れを皆んなでシェアしてワチャワチャしていて、僕の想像していた世界が現実にありました。

ちょっと脱線しますが、飲食店をやってみて、結果自分はどこにいきたいのか、どこに価値を見出しているのか、ということを考えた時に「お金」ではなかったんです。始めたばかりの頃は「結果お金しかないだろうな〜」と思っていたのですが。
それよりもコミュニティーだったり思い出だったりの方が全然価値があるな〜と感じたんです。
で、そこに音楽が共存できたらいいな〜と漠然と感じていたのですが、そうなってくると家賃とか人件費とか、極論皆んなでシェアして部室みたいな立ち位置にお店があればいいなと考えていたんですが、誰に話しても理解されませんでした。
じゃぁスタッフの時給はどうしたらいいんだ、とかお酒は誰が仕入れるんだ、みたいな論争が起きて、結局「ずるい」奴が出てくるだろ!みたいな小学生の喧嘩みたいになってガッカリしていたんです。
結局「平等に」することによって自分たちの負荷が増えてるってことになんで気づかないんだよ!と憤ってましたが、具現化してるお店があって目ん玉飛び出ました。
そのお店に出入りしている人達は僕の言ってることがめちゃくちゃ普通に理解してくれました。
で、実際に好循環が起きていて、そりゃ「ずるい奴」はいるだろうけど、そんなことよりもみんなが楽しい空間にすることにベクトルが圧倒的に向いてる。いや〜楽しいコミュニティーだわ。

まぁおかげで強烈な二日酔いを喰らいましたが。
色んなコミュニティーがありますね。

自分のお店のお客さんを説得するよりも、新しいコミュニティーに参加しちゃった方が圧倒的に早いなと感じてしましましたw

これからWeb3やらメタバースやらどんどんインターネット上に自分の居場所を見つけることが増えてきそうですが、現実世界でコミュニティーの価値も再定義されるよな〜と思ってます。

昔の村社会に近いようなとこが人から求められくるんじゃないかなと思ってます。まぁ結局飲食店も村社会なんですがね。



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