子供騙しの舞台にサヨナラ!本物のエンタメがここに!

少し前からお世話になっている東京文化会館のワークショッププログラム。
ご縁もあって色々な演目を拝見させていただいております。


個人的にSNSで騒ぎ立ててしまってますが、みんなチェックしておいた方がいいですよ。


自分も参加しているプログラムもあるので手前味噌かよ!とツッコまれてしまいそうですが、それとは別にして本当によくできてる舞台だらけ。

音楽だけではなく、ストーリー、照明、衣装、装置とどこをとってもしっかりと仕上がっています。


職業柄「子供にコンサート聴かせたいんだけど、なんかないかなぁ?」と相談を受けることが多いのですが、コレ!コレを観ろ!ここにいけば正解があるぞ!と声を大にして言いたい。しかも550円って!ゴヒャクゴジュウエン!
イカれた価格設定すぎますw


もちろん子供の対象年齢もありますが、10歳くらいまでは本気で楽しめる。大人は一周回って普通に楽しめます。

いやもうホントにね。知らないことで損してますよ〜奥さん〜!


大体さ、子供むけコンサートってディズニーとかジブリを弾いて、子供たちを無理やり立たせて踊らせて、、、みたいなの多くないすか?


踊ってもらいたいなら、ちゃんとストーリーに組み込んで「踊らずにはいられない」状況をこちら側から提供しないとダメだと思いますし、そこに立ち上がる「必然性」や踊りを「自発的」に踊ってもらう、みんなを巻き込めるストーリーが必須だと思ってます。
空気感に引き込める照明さんや衣装さんも重要です。

音楽を魅力を「子供たち」に「本気」で伝えようとするならば何をすればいいのか、音楽の魅力はなんなのか、根っこから考えた方がいいと思っていて、子供向けだからこそ手は抜けません。


本当にディズニーで大丈夫?そこに本質があるのか、自分に置き換えて考えてみるとちょっと片手落ちに思えてしまします。

もちろんディズニーの音楽は素晴らしいし大好きです。
念の為。


ただ初めての生演奏舞台を体験してもらうなら、もっと向き合うべき項目は他にあると思います。


大前提としてお子様を連れてきている大人たちが楽しんでもらえる内容じゃなきゃダメじゃないっすか。

子供にはこの程度で大丈夫でしょ、な舞台は子供むけ、ではなくて子供騙しです。


レミゼやアナ雪と同レベルまで作り込まなきゃ子供にバレちゃってますよ。手抜きが。


今回の「バーバラの魔法のくすり」は一つの答えを出してくれていました。

そーそー!コレだよこれ!コレを子供達に見せるべきだよ!と鼻息荒く、楽屋にご挨拶に行ってしまい、お疲れのメンバーをさらに疲れさせてしまいました。

もっとこういう演目が広がるといいなと思うと共に、何か僕にもできることはないかな、と探っております。


次回は7月16日に違う演目ですが、同じチームが制作する舞台があります。
「海の仲間の音楽会」


僕は子供の予定をつけて一緒に観に行こうと計画中です。


よかったら皆さんも一緒にいきましょ〜!
ほんで本番終わったら、語り合いましょ〜!


わたくし舞台が終わってからあーでもないこーでもないって話をするのが大好きなんです。

よかったらお付き合いくださいませ♪





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