ぶるーはーちゅ
先日のレッスンで、ブルーハーツを課題曲に選んでみました。
僕らの青春時代。
改めてブルーハーツの偉大さを思い知るキッカケになったのですが、ジャパニーズパンクのパイオニアですよね。
僕にとってはブルーハーツとろくでなしブルースはワンセットですので、郷土愛に近い感じなんです。
ちょっと説明しておくと、ろくでなしブルースの舞台は吉祥寺で、その漫画のキャラクターにはブルーハーツをモデルにした人が多数登場します。
吉祥寺で思春期真っ只中を迎えている洋二郎少年は、漫画に出てくる喫茶店や主人公が死闘を繰り広げた現場を見に行っては興奮していたのをよく覚えています。
ちなみに、この行為を漫画カラオケと言います。同じように映画のロケ地巡りは映画カラオケなんて言ったりしますね。
どの世界にもマニアはいるもんです。
話を戻しますが、漫画が先か、ブルーハーツが先かはちょっと覚えていませんが、カセットに録音したアルバムを擦り切れるほど聞いていました。
歌詞カードなんて手元にないので、本当に何回も聴いてメモをとって、頑張って歌えるようにしたのを覚えてます。
で、高校生の頃はコピーバンドで何曲も演奏しましたが、昨日改めて叩いてみてビックリしました。
あの「ノリ」が出ないんす。高校生の頃に叩いた時は気づきもしなかったのですが、パンクのノリってあるんすね。
テンポやビートのパターンじゃなくて、ノリです。ノリ。
ソレこそビートのパターンなんて初心者にもってこいの超簡単なものなんですが、あの感じにならないんすよね。
音楽はソコが1番重要なのに。いやはいや参りました。
で、コツとしては「ワンビート」です。ワンビート。
音楽は1小節なら1小節、4小節なら4小節で全体を通してグルーブさせるのですが、パンクはもう1拍で完結させるのが吉です。
次の音のことなんて考えずに拍を目掛けてドラムを叩く!のみ。
その心意気がなんともまぁ「パンク」が台頭してきた時代背景なんかとリンクしてしまい、昨日はなんかちょっと泣きそうでした。あの優しくて素朴な歌詞と破壊的なリズムが相まって、なんだか新しい感覚に見舞われました。
甲本ヒロトさんのパフォーマンスって独特だよね〜と思っていたのですが、このリズム感に乗るとああやって細かくヘッドバッキングするのがめちゃくちゃシックリくるんです。
いや〜新たな発見すよ。
色んな音楽があって、本当に面白い。
ワンビートなんてクラシックの世界から考えたら信じられないですが、でも実際にめっちゃいい曲として存在しているのがワイ高ですよね。
ちょっと過去に聴き込んできた音楽のドラム、全部叩き直してみようと思います。
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