映画アニーからストーリーを読み解く


今更ながらアニーを観ました。映画のね。
名作なのがよくわかりました。

たくさん演奏してきた曲がどんなシーンで使われているのかも理解できました。
なんでもっと早くみなかったんだろう。お恥ずかしい。
感情がグラグラ揺らされました。

この感情が揺れるという体験、なんで名作と言われているのか、自分なりに分析しておこうと思います。

まず、キャラがわかりやすい。
孤児院という特殊な環境が与える心理的印象。
それに負けない明るさを持っている主人公。
これだけで応援したくなります。

ここに「でも〇〇ってこともあるよね」
という例外が存在しないことがストーリーの太さを決めるように思います。
より多くのお客さんが一発で理解できるバックボーン。

これ、現代だとどんなところに潜んでいるのかな。。。
自分ごとにして考えるのが本当に楽しいです。

最初は子供に煩わしさを感じていたスタックスさんも徐々にアニーの明るさに惹かれていく様もわかりやすくていい。
アニーに心が動かされていくところに、俺たちも惹かれるんすよね。共感するということなのかな。

これ、映画全体を通して思ったんすけど、これといって難しい設定が一つもないのが素晴らしいなと。
まぁ「名作」と言われている作品はどれも「わかりやすい」から名作になるのでしょうが、アニーにも同じ匂いを感じました。


ストーリーって、どれだけ分かりやすい設定を見つけるか、の勝負だと思っているのですが、これってなかなか難しいですよね。
それこそ人間の根本的な部分なんてて何千年も変わってないし、擦られきった感すらあります。
でもそれが故に古くから愛されている作品もある。
それこそシェイクスピアが今でも通用するのはそういうことだからだと思います。

話はそれますが、ちょっと日本人として理解し難いなと思うのは「キリスト教」が前提の古い作品なんすよ。
キリスト教って日本にあんまり馴染みがないので、それを上手く変換させてくれている作品が増えてくれればいいなと個人的には思っております。

さて、ストーリーの話ですが。どれだけたくさんの人に一発で理解させられるか勝負。

例えば海賊。荒くれ者のイメージは誰もが想像つくと思います。
だからジャック・スパロウのキャラが引き立つ。

警察官→真面目
このイメージだから危ない刑事が面白い。

この大前提をいかに見つけて、ちょっと料理するのか。

コレからはそこの辺りを探してみたいと思います。


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