吹奏楽に登場するマイナー楽器・番外編
このシリーズの最後は楽器の奏法じゃなくて「移動」!
打楽器って結構移動するんですよ〜演奏中に。
小太鼓を演奏していても、曲の途中で鍵盤楽器とか、シンバルを叩いきに行ったり。それこそ曲の最後だけチャイムを叩きに行ったり。特に人数が足りていない場合は一人で何パートも担当しなきゃいけないことがザラにあります。
で、移動する際に余裕がなくてバタバタと小走りに移動している所をよく見かけます。舞台上をガタガタと移動するのって本人が思っている以上に目立ってしまいますので、できることならスマートにこなしたいものです。
歩いている姿ももちろんお客さんから見られていますので、オラついてガニ股で歩いたり、ノリノリでスキップしたりしないようにしましょう。整然と歩く、が基本です。
なので今日は「移動の虎の巻」いってみよ!
・セッティングが10割
早速結論を言ってしまいましたが、そもそも移動距離が短く済むように、自分の担当する楽器は隣同士でセッティングしましょう。小太鼓やりながらグロッケンも叩かなきゃいけないなら、すぐ横にグロッケンを置く。そうやって「極力」移動しないで済むセッティングを考えましょう。
問題は、そのグロッケンを他の人も使う時なんすよね。人数が足らない部活だとよくある話です。
そんな時は二人の間に置いて、共有しやすくするのがセオリーです。
なので共有する人同士は必然的に近くにいることになりますよね。担当楽器が決まった時からセッティングを想像しながら練習しましょう。逆にセッティング上、どうしても離れてしまう場合は、担当楽器を変えるってのもアリです。
譜面にはセッティング図まで載ってませんので、自分たちで考える必要があります。そこまでが打楽器パートだと思って工夫して頑張りましょう。
ちなみにステージ最上部の雛壇だとスペースに限りがありますし、移動するスペースが狭いのでどうしても不自由が多くなります。移動が多くなりそうな時は下手の平場を打楽器スペースにするのも検討してみてください。
もちろん良いサウンドになることが最優先ですので無理はしなくてもいいのですが、演奏中の見栄えも大事ですので気にしてみてください。
あとたまに見かけるのが、管楽器が担当だけど打楽器の手が足らないから、曲の途中で打楽器に移籍する子。この時も同じように、できるだけ移動距離が短く済むように、担当楽器の席をはじめから移動しやすい場所にしておきましょう。
移動しなきゃいけないのに上手側にいるトロンボーンの子が舞台を横断して下手まで移動するってのは理に適ってないのはご理解いただけると思います。
これは先生方へのお願いになるのかな?ヘルプをお願いするなら、その辺りのステージングまで考えてから担当を決めてあげてください。
あ、それと出番がなかなかやって来ないパートだった時。シンバル1発だけ、なんてこともあるのが打楽器パート。ずっと立っているのも辛いので椅子に座って出番を待っていると思いますが、出番ギリギリまで座っているとドタバタ見栄えが悪くなてしまいます。ゆとりを持って立ち上がって準備しましょうね。
逆に早々と立ちあがっちゃうと、出番が来るまで楽器の前でモジモジすることになっちゃいますので、ちょうどよく、そうだな16小節くらい前から立ち上がれば「イイ感じ」になるんじゃないでしょうか。テンポによりますが。
1発しか出番がないのに、寝過ごしちゃった場合は(実際にプロの現場でも起こったらしいです。怖!)無闇に立ちあがって右往左往するより、あたかもその曲は休みだったという顔でやり過ごして、終演後に土下座する準備に取り掛かってください。
ちなみにプロオケでやっちまった伝説の方は帰り道、誰も口を聞いてくれなかったらしいですw
そんなことにならないように、譜面からは目を離さず、居眠りもせず、出番に備えましょう。休符も演奏する、とはよく言ったもので、休みの時も演奏しているつもりで肩を温めておいてください。
さて、教則本にも書いてないような楽器を紹介してきましたが、このシリーズが人気なら続編もやろうかなと思ってます。
参考になったよ〜、面白かったよ〜って方はいいね、コメント頂けますと幸いです。
—————
メッセージやコメントは洋二郎公式LINEからお願いします☆ドラムを叩いてみたい方もコチラから☆
現在無料体験レッスンも実施中!
公式ライン↓
https://lin.ee/WqcE4tg
X(旧Twitter)↓
https://twitter.com/yojirokobayashi
Instagram↓
https://www.instagram.com/yo_jiro_kobayashi/
YouTube↓
https://www.youtube.com/channel/UC2p_o5geq4ExkezFEWyGLOw
打楽器って結構移動するんですよ〜演奏中に。
小太鼓を演奏していても、曲の途中で鍵盤楽器とか、シンバルを叩いきに行ったり。それこそ曲の最後だけチャイムを叩きに行ったり。特に人数が足りていない場合は一人で何パートも担当しなきゃいけないことがザラにあります。
で、移動する際に余裕がなくてバタバタと小走りに移動している所をよく見かけます。舞台上をガタガタと移動するのって本人が思っている以上に目立ってしまいますので、できることならスマートにこなしたいものです。
歩いている姿ももちろんお客さんから見られていますので、オラついてガニ股で歩いたり、ノリノリでスキップしたりしないようにしましょう。整然と歩く、が基本です。
なので今日は「移動の虎の巻」いってみよ!
・セッティングが10割
早速結論を言ってしまいましたが、そもそも移動距離が短く済むように、自分の担当する楽器は隣同士でセッティングしましょう。小太鼓やりながらグロッケンも叩かなきゃいけないなら、すぐ横にグロッケンを置く。そうやって「極力」移動しないで済むセッティングを考えましょう。
問題は、そのグロッケンを他の人も使う時なんすよね。人数が足らない部活だとよくある話です。
そんな時は二人の間に置いて、共有しやすくするのがセオリーです。
なので共有する人同士は必然的に近くにいることになりますよね。担当楽器が決まった時からセッティングを想像しながら練習しましょう。逆にセッティング上、どうしても離れてしまう場合は、担当楽器を変えるってのもアリです。
譜面にはセッティング図まで載ってませんので、自分たちで考える必要があります。そこまでが打楽器パートだと思って工夫して頑張りましょう。
ちなみにステージ最上部の雛壇だとスペースに限りがありますし、移動するスペースが狭いのでどうしても不自由が多くなります。移動が多くなりそうな時は下手の平場を打楽器スペースにするのも検討してみてください。
もちろん良いサウンドになることが最優先ですので無理はしなくてもいいのですが、演奏中の見栄えも大事ですので気にしてみてください。
あとたまに見かけるのが、管楽器が担当だけど打楽器の手が足らないから、曲の途中で打楽器に移籍する子。この時も同じように、できるだけ移動距離が短く済むように、担当楽器の席をはじめから移動しやすい場所にしておきましょう。
移動しなきゃいけないのに上手側にいるトロンボーンの子が舞台を横断して下手まで移動するってのは理に適ってないのはご理解いただけると思います。
これは先生方へのお願いになるのかな?ヘルプをお願いするなら、その辺りのステージングまで考えてから担当を決めてあげてください。
あ、それと出番がなかなかやって来ないパートだった時。シンバル1発だけ、なんてこともあるのが打楽器パート。ずっと立っているのも辛いので椅子に座って出番を待っていると思いますが、出番ギリギリまで座っているとドタバタ見栄えが悪くなてしまいます。ゆとりを持って立ち上がって準備しましょうね。
逆に早々と立ちあがっちゃうと、出番が来るまで楽器の前でモジモジすることになっちゃいますので、ちょうどよく、そうだな16小節くらい前から立ち上がれば「イイ感じ」になるんじゃないでしょうか。テンポによりますが。
1発しか出番がないのに、寝過ごしちゃった場合は(実際にプロの現場でも起こったらしいです。怖!)無闇に立ちあがって右往左往するより、あたかもその曲は休みだったという顔でやり過ごして、終演後に土下座する準備に取り掛かってください。
ちなみにプロオケでやっちまった伝説の方は帰り道、誰も口を聞いてくれなかったらしいですw
そんなことにならないように、譜面からは目を離さず、居眠りもせず、出番に備えましょう。休符も演奏する、とはよく言ったもので、休みの時も演奏しているつもりで肩を温めておいてください。
さて、教則本にも書いてないような楽器を紹介してきましたが、このシリーズが人気なら続編もやろうかなと思ってます。
参考になったよ〜、面白かったよ〜って方はいいね、コメント頂けますと幸いです。
—————
メッセージやコメントは洋二郎公式LINEからお願いします☆ドラムを叩いてみたい方もコチラから☆
現在無料体験レッスンも実施中!
公式ライン↓
https://lin.ee/WqcE4tg
X(旧Twitter)↓
https://twitter.com/yojirokobayashi
Instagram↓
https://www.instagram.com/yo_jiro_kobayashi/
YouTube↓
https://www.youtube.com/channel/UC2p_o5geq4ExkezFEWyGLOw