プロに求められるもの

プロに求められること

最近、というかずっと疑問だったのですが
舞台役者さんのお稽古代が支払われない問題ってあるじゃないっすか。

役者さんって、リハーサル代が出ないんすよ。なんでか知りませんが。
そういうもんらしいです。
と言うか、ダンサーのギャラが安い問題とか、昔からある問題が浮き彫りになってきた
って感じですかね。

でも、本番一回につき幾らってギャラが高額であれば問題なくないっすかね?
要はリハーサル代を出しますよ〜と謳っていても、本番のギャラが安くなるだけで
トータルの支払われる金額は変わらないんじゃないの?って思ってます。

そんなことより、予算規模が圧倒的に小さい(チケットが売れてない)のが
ボトルネックで、そっちの方が問題な気がしてます。


それはさておき、まぁそのギャラも安いから生活できないよってことらしいのですが。

確かにそれは問題です。
大きな問題なのですが、実際にプロの役者さんって生活できてるじゃないっすか。
もちろん先生をやったり、舞台の上での演技だけで生活できているかというと
CMに出たり、ナレーターをやったりといろんな活動をしている訳で、細かい意味で言うところの
それだけで生活できるか、と言うのは難しいのかもしれませんが、まぁできています。
家族も養っています。

バイトしないと活動できない人って、それはそれでスキル不足の要因が結構あるんじゃないかなと思っているのが
今日のお話の核です。


この前見に行った舞台は、それこそお稽古代を皆んなに出す!
と頑張って、いろんなところから支援を集めていました。

それはそれでめちゃくちゃ応援しているので、支援も兼ねてチケットを購入しました。
で、実際に足を運んでみて感じたことは
「食えてない人は役者としてもイマイチ」
でした。

演技や立ち振る舞い、ダンスで「すごい!」と感じる人は
もれなく全員食えてます。


申し訳ないのですが、俺は足長おじさんではないので
単純の技術が足りてない人を支援するほど優しくはなれないんすよ。
「すごい!」と思った人たちが生活できていないなら、大きな問題だし
日本の未来のためにも支援をしようと思いますが、そういう人たちはもれなく他の現場でも活躍してました。


技術不足の人はやっぱりスキルアップをしなきゃいけないし、その作品にあった演技ができなくちゃ
ならないっす。それが違うならクビになる世界ですよね。

舞台の上って、そんなに甘い世界じゃないのでそこまで
「支援してください」ってなるのはちょっと違うなぁ〜と感じたので
記録として残しておきます。

ただ、これだけだと何の解決にもなってないので、次のブログで
自分なりの解決策を考えてみようと思います。




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