洋二郎トリオは無料化するべきか

彼方からずっと公言してますが自分の音楽業界での
立ち位置は

「生で音楽を楽しんだ事がない人に
素晴らしさを届ける」

という立場かなぁと感じてるんです。


それが自分の置かれている立場で1番音楽業界に
恩返しできることかな〜と。



そうなってくると
足を運んだ事がない人→体験してもらう

が非常に重要なことで、それならば
まずは「お試し」が必要です。



スーパーで試食やってますよね?
あれ、無料じゃなきゃ誰も足をとめないっすよね。


アレの生演奏版をやらなきゃダメだよなぁ〜



「聴く」という行為自体には「無料化」されてますよね。
サブスクなりポッドキャストなり。

ただ、あの「音楽」と「生演奏」は似て非なるものなんです。


どんなに予算をかけて「録音物」をつくっても
「生演奏」とは全然違うんです。

作品としての正解の場所が違うの。


それこそ来たことがある人ならすぐご理解頂けるとは思いますが、
まじで「百聞は一見にしかず」です。


これじゃ見てる事になっちゃうか…。。
でも言いたい事は伝わりますよね(^_^;)




オーケストラなら50人で演奏するピアニッシモ(めっちゃ小さい音ね)
を聴いた(味わった)方がいいし、
ミュージカルなら役者同士の「間」を体感した方がいいし、目線を見た方がいいし、
演芸なら芸人さんの熱量を感じた方がいい。


テレビで見る芸人さんの10倍面白いですよ。
同じネタでも。


やはりコレも行ってみなきゃ分からないことでした。



さらにもうちょっと言うと
「体験」してもらうなら
毎日やってないとあんま意味ないっす。

だってそもそも触れてない、生活動線にないものなので。


毎日やり続けて、初めて
「ちょっと覗いてみる?」
となるもんですからね。

この辺りはBARを運営してみてわかりました。
毎日やらなきゃ意味ないっす。


流石に毎日どっかの会場で演奏会を開くってのは無理があるにしろ
定期的に公演をしないと
そもそも裾野は広がらないのではないかなと。


バイクとアウトドアと音楽のフェス
「BOM」もそんな気持ちから始めました。


バイクならバイク業界
音楽なら音楽業界で
各自別々に池の水をかき混ぜてるような印象なんすけど。

せっかくなら全部まとめて大きな湖くらいにして
楽しみ方をシェアした方がいいと思います。


そこでの自分のやるべき事は…


めちゃくちゃ優良級で有料なものを惜しげもなく提供する。
ことによって生の楽しみの裾野を広げる、
ではないのかなと。


以前かきましたが、
最初に触れるべき音楽や芸事は

最上・極上じゃなきゃ意味がない

の精神に基づき、ぶっちぎりのクオリティで
ライブを重ねたいなと思ってます。



さて、問題は参加してくれるメンバー達の生活や会場費です。


どっかに脚長おじさんいないかな。




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