天邪鬼魂発動中〜
お仕事の関係で音楽を資料として聴きまくることも増えました。
この作業、音楽が好きじゃなかったらホントに辛い作業なんだろうな〜と想像しますし、音楽が好きでよかったなぁと実感する瞬間でもあります。
昭和の名曲から令和の新曲まで、ジャンルも様々なので個人的な感覚としては音楽認知ストックが溜まって最高な作業な訳ですが、ふと最近の曲の特徴に気づく訳です。
圧倒的にサビ始まりが増えた。
前奏もなくサビ始まり。これ前奏が長いと「聞いてもらえない」ってことだと思うんですけど、昭和の人間からするとちょっと寂しい現象でもあります。
以前どこかで読んだ記事の記憶なんですが、ユーミンは「イントロはアレンジャーからのプレゼント」と言っていた気がします。
イントロクイズじゃないですが、ホントに音楽ってイントロで決まると言ってもいいくらい前奏には色々詰まってるんすよね。
モチロン昭和にもサビ始まりの曲はありましたし、一概に否定している訳じゃないのですが、ちょっぴりイントりで歌の世界に引き込まれたい人間としては、手放しで受け入れられる現象でもないんすよね。
今の時代は長いエンタメに耐えきれない、現代病だと誰かが言っていましたが、それもめちゃくちゃ理解できます。それこそ昔のオペラなんて一日かけてやるエンタメでしたし、一つの演目に数日間かかる戯曲なんてのもあるくらいなんですが、確かに現代でそれをそのまま再現するのは無理があります。
オペラ自体、ちょっと長いよな〜と感じることもありますし、時代に合わせたエンタメに変化すべきだなとも思っております。
ミュージカルもどんどん短くなってきてますし、それ自体は賛成派なんすけどね。
ただ短かくないと聴いてもらえないからって、そっちに寄せすぎるのもな〜なんて考えちゃう天邪鬼なんすよ。
このままだと短歌でいいんじゃない?みたいな世界線が待ち受けてるとしたら、それはそれで日本らしくていいのかもしれませんが。
天邪鬼二郎としては、イントロだけでも世界観が伝わるくらいガッツリ前奏の曲をこの時代に作って一石を投じたいと変わり者欲がモリモリ湧いてきております。
こんな話をしていると、1stアルバムを作った時にCDを聞かせた母親から
「随分長い前奏ね〜いつ歌が始まるの?」と言われたことを思い出します。
かあちゃん〜俺の曲はインストだから最後まで歌は入らないんだよ〜
もうとっくにイントロは終わってるよ〜
歌が入らない曲もあるんだよ〜
なんだかなぁの思い出もセットで今日のブログは終わりです。
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