世界をギャフンと言わせる日本男児

最近、盆踊りとか民謡とかおけさとか、いわゆる日本の音楽に興味があって
結構調べてます。調べるとこれまた面白くて、結構テンション上がるんすよ。
オススメはまたの機会にするとして。

調べているのには訳がありまして。
うまく説明できるか分かりませんが、頑張って説明してみようの回です。

まず、ここ数年で歴史にハマりました。
そこでナショナリズムという言葉を知って、それぞれ自分の国というものを地域だったり人種だったりの
概念で作り上げました、今の世界はそういうOSでやり取りしています、
ということを改めて整理、認識した訳です。

そして、そのナショナリズムにはもれなく音楽や文化がセットになっていて、洋二郎くんはやっと
自分が小さい時から習ってきた音楽がどこの地域の音楽で、その時代背景や歴史なんかを再確認した訳です。

で、自分の好きな音楽はどんなものなのかも、改めて自分で理解することになった、
という大きな流れがありまして。

そうなると、今住んでいて、子供を育てているココ、日本という国の音楽や歴史なんかも
当然ながら気になってきまして、明治以降の音楽の流れやなんかを改めてちゃんと勉強したんです。

で、今につながる訳ですが。

ちょっと脱線しますが、ボーカロイドが発明されて、YOASOBI、Adoを想像してもらえれば
分かりやすいと思いますが、世界を席巻している訳です。
アニメ×音楽 という図式も上手くいっているようですし、全世界のチャートの1位を取るなんて
それこそYMO以来の快挙な訳ですよ。

で、ここにきて昨今のシティーポップブーム。

世界的に「あれ?日本てイケてんじゃね?」となっているとみてまず間違い無いでしょう。
BTSに代表されるように韓国アイドルもすごいですが、日本も凄いんすよね。
そう、日本は凄いんすよ。
オーケストラなんかも結構世界で活躍している人も多いのに、国内じゃ誰も知らないっすよね?
日本人のオケマン、世界で通用してるんすよ?

さて。話を戻すと。

洋二郎くんはクラシックと呼ばれる「西洋伝統芸術」を大学に通ってまで勉強していた訳ですが
そもそもの資質としては、僕はダンス音楽が好きなんです。

仲間内では「居酒屋大衆音楽」と言っていますが、貴族の音楽ではなくて大衆音楽が好きなんす。
そもそも論ですが。
腰が動くビートが好き。
じゃあなんで音大なんて行ったんだって話に立ち戻るのですが、
これはそういうお家で育ってしまったので仕方がないっす。

小さい頃からの違和感の根源はここにあったと気づいたのは最近です。

で、今は夢中になって大衆音楽を貪り聴いている訳ですが、自分の作品やこれから一生かけて
追い求める音楽はなんだ?どんなとこに向けて発信するべきか、と当然ながら考えてみたんです。

コンテンツで溢れかえってしまった現代に、国内だけに発信しているのはいかがなもんかな、と思う訳ですよ。
非言語のコンテンツを持っていえるにも関わらず。
ターゲットは全世界にした方が、いいに決まってます。
で、自分の好きなジャンルは「大衆音楽」ときたもんだ。

では全世界に勝負できる「日本のアイデンティティ」みたいのはどこだ?と考えると
和太鼓しかないじゃないっすか。
日本人の打楽器奏者なら和太鼓でしょ。
叩けないけど。

そしてダンスミュージックなら民謡やおけさでしょ。
これに明治以降、憧れの的だったアメリカのポップスを掛け合わせて、、、
さらにはもっと古い西洋芸術音楽も触れている訳ですから、この辺りをモーラしてる
作品を作りたいなとメキメキ思っているわけです。

ここ最近、民謡もブームの兆しがありますし(俺の希望的観測でもありますがw)
みんな大好き盆踊りや阿波踊りの時期でもありますからね。

もっと「日本人」ということを全面に打ち出して勝負した方がいいと思うんすよね。
海沿いの道路にヤシの木をうえるんじゃなくて、松だろ、と。笑

海外勢は日本家屋に萌えるし、山に登りたいし、赤提灯の居酒屋に行きたいんだよ。
ちょっと「欧米化」はもう十分やりましたので、俺は個人的にジャパニーズとして
世界に向けて作品を作ろうと思っております。


次回はおすすめの音源紹介コーナーですw




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