プロに求められているもの2
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現場にいるからこそスキルアップできる事ってめちゃくちゃあるので
ちょっと技術不足な人でも参加できるシステムってとてもいいと思うんですよね。
でもそこはあくまでも「勉強中」という立場で出演料というのには計上しなくてもいいと思います。
逆に最低限のスキルがあるのかチェック(オーディション)して、参加費をとってもいいくらい
だなと先日の舞台を見て思いました。
学校ってお金払って学びに行きますよね?そんなイメージです。
で、「勉強中」の人はチケット売ったら幾らあげるってことでいいと思うんですけど。
主演とかギャラを払って出演してもらう人はチケット代のキックバックはなしでいい。
このシステム、今までのやり方と何ら変わらないんすけど、何が問題なのかちょっと分からなくなってます。
ライブやりたい→ライブハウスからノルマという名のチケットを買う
→全部売れれば問題ない→もっと売ればバイト代くらいにはなる
俺が高校生の頃からやっている行動となんら変わらないんすけど、どこが
「やりがい搾取」なんだろう。
ライブハウスだって運営しなきゃいけないし、照明とかマイク、アンプを揃えるのに
どれだけ投資しているか考えれば、無茶苦茶なこと言ってない気がするんすけど。
逆にライブハウス側のやりがい搾取だわ。
まぁ何はともあれチケットが売れない、集客できないってのが諸悪の根源であって。
飲食やってみて身に染みてわかるんすけど、人を呼ぶのってマジでハードル高いんすよね。
時間を割いてきてもらうってのが1番難しい。
どんなに脚本が良くても、出演者が良くても、なかなか世の中に浸透しないってのが
俺たちの勝負している世界なので、それを死ぬほどわかってからチャレンジしないと
痛い目に遭うよってことですね。
もっとエンタメ業界は世の中の仕組みとか、商売って何なのかってのを
勉強した方がいいと思っている派です。