ガツンというシリーズ、ついにリリース。

ガツンと言わないと意味がないシリーズを始めてみたものの
コンテンツとして成立させようとすると編集長からのダメ出しのアメアラレで
危うく座礁しかけましたが、生きています。


もうずいぶん前のことになってしまいましたが、日生劇場でのコンサート。
これが内容としてはとっても良かったんです。
久しぶりのフルオケでの演奏は贅沢以外のナニモノでもありませんでした。
また機会に恵まれることを祈りつつ・・・


オーケストラみたいな大所帯での演奏って明確な目的地がないと
空中分裂してしまうんです。
なんのハリもなく感動も生まない無味無臭の演奏。


上手な演奏というのは目的地がハッキリしています。
誰を主人公にして「伴奏」するのか、はたまた「歌う」のか、
テンポはどうするのか、旗振り役は誰だ?

日常生活とおんなじですね。
みんなが好き勝手に意見していたら収拾がつかなくなるし、
どこかで誰かがまとめないとハリのある生活は送れません。


音楽という特殊なことをやっているといっても
取り扱っているものが「音」というだけで、陥る状況は世間様とおんなじ。
今日はそんなお話です。

さぁ、ガツンとちゃんと言えるのでしょうか。


先日のオケでは作曲者様がリハーサルにいらして。
リハーサルの時に曲の意図や方向性なんかを説明してくれたんです。
作曲者が来ない現場も多いので、とても助かります。なんたって生みの親ですからね。

それを踏まえてメンバーそれぞれ、まずは音を出してみて、アンサンブルをしながら調整します。

で、大体ここでテンポの設定はドラムにくる訳ですね。
もうちょっと速くして、とかユックリね〜、とか。

今回は「子供たちも一緒に歌えるようにユッタリとやりましょう」
となりました。
これが今回の目的地です。

問題になるのが、人それぞれテンポの感じ方が違うということ。
例えば100という同じテンポでも
Aさんにしてみたら「ゆったり」と感じて
Bさんにしたら「ちょい速くね?」となるのは常です。
人間の感覚ってそんなもんなんです。

テンポを管理するドラマーとしては、
いろんな人の折衷案と言いますか、いい塩梅のテンポ感で進めていくのが
仕事って訳です。
中間管理職よろしくな状況に似ていますよね。

うまい具合に作曲者さんの意図を汲みつつ指揮者さんやら
オケのメンバーと組み上げていくのが腕の見せどころ。

さて、一応ご説明しておきますとオーケストラにおいて
指揮者の指示というのが絶対です。
まぁ、統括本部長です。
作曲者も同じく部長クラスですが、ステージ上は指揮者がまとめ役です。

なので指揮に対して「従わない」というのは
謀反者になってしまう訳ですね。

そんな指揮者さま、今回はちょっと速い気がするんすよね〜
クセで速く見えてしまうのか、テンポ感自体が速いのか、、、
とにかく指揮を見ていると前にいきたがっているように感じます。

今回の正解は作曲者が「ゆったり」と目的地を定めている訳であって。。。
指揮者には
「もう少しユッタリ叩いてもいいですか?」と演奏で進言しつつ
作曲者には
「もうちょいユッタリの方がイメージに近いですかね?」と
確認してみたり。

どうやら俺の感覚は合ってるみたいで、やはり作曲者のイメージよりちょっとテンポが速いようです。


さらにはコンサートミストレスから
「もう少しユッタリしたほうがいいんじゃない?」
とのご意見が俺のところに。

DA・YO・NE〜!


こちらコンミス(コンマスは男性です)とはバイオリンのトップ奏者でして
言ってみれば現場主任でしょうか。
演奏の方向性を逐一確認するために演奏中に見るのがコンミスです。

その人が「ユッタリ」演奏していると、ユッタリせずにはいられません。
演奏自体がズレちゃいますからね。
指揮者は速くしたがっていて、コンミスはユッタリと弾きたがっている。
究極の中間管理職ジローです。

指揮者さま、ゆったりした演奏に持っていきたいのに、指揮のクセで速く振っている「ように」
見えているだけであってくれ!
他人の目に自分がどう映っているのか分からないことって多いじゃないっすか。
それであってくれ!


まぁ、作曲者・コンミスと指揮者、2対1ですのでユッタリ演奏しますけど。
長いものと多数決にはゴリゴリ巻かれる主義ですw


さて、いよいよ本番です。
指揮者の出したテンポより「コッチでいかがでしょ〜?」と
平社員なりの意見をかなり強めに出した演奏をしました。
頑張って洋二郎くんはステイテンポ。
ユッタリゆったりと〜。。。
ちびっ子が歌えるように〜。。。

そしたらね?

なんと途中で指揮者がメゲた(様に見えただけ?)瞬間があったんすよ。
あ〜こりゃテンポ上がらないわ、と心が折れた様にみえた事が複数回あったんです。
落ち込んでる風な?

あれ?!
やっぱり癖で速く振ってる風に見えるんじゃなくて、
意図して速くしたかったんすね!
そりゃ失礼しました!

「俺ゴトキの感性でトヤカク経営に口出してスンマセン〜」
人として当然の感情です。
指揮者さまを落ち込ませてどうする!
ゴメンナサイ。

それならばと、2回目の公演はちゃんとついていきまっせ〜とばかりに指揮にゴリゴリ追従しました。
実際テンポは速かったのですが、それでもマエストロが言うなら俺たちは追従しまっせと。
おれ、やれば出来る子ですから!

コンミス、作曲者さまゴメンナサイ。。。
責任者はアチラの方ですので。。。

さて。
初日の幕が下りましたところ、、

…と、このあと事件が起こる訳ですが、洋二郎サイドの意見がかなり強く出てしまいますし、主観は誰かを傷つけてしまう可能性が往々にしてありますので、クローズドな場所へ移します。

続きはコチラ↓
https://note.com/yojirokobayashi/n/n1ee0cdc13430?app_launch=false


今回は初めての試みですので上手くいかないところやご迷惑をお掛けしてしまうこともあるかもしれません。
どうぞ、生暖かく見守っていただけますと幸いです。

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