情報は金になる?!

ちょっと興味深い話を聞いたので整理&メモです。

知り合いに共同通信にお勤めの人がいるんです。新聞やネット記事の最後に(共同)って書いてあるアノ会社です。
で、正式名称は「社団法人」なんですよ。ザックリいうと株主に気を使わなくていい団体。そりゃ事実を伝えるのが仕事の団体なので、誰にも忖度しないで正しい情報を流してほしいのでナルホドな仕組みになってます。

同じようなところで「時事通信」ってありますよね?あれは株式会社なんすよ。何が違うんだ?と思って調べてみました。

こちらもザックリいうと時事通信は「経済」、共同通信は「政治」を扱っていた様です。もともとね。
で、面白かったのが元々論でいくと二つの会社は同じだったんですって!国策会社として1936年にできた「同盟通信社」が分解して2つの組織になったそうです。1945年に。

そう、終戦です。
これGHQが財閥を解体させたのと同じ理由だと思いますが、正確にはどこにも書いてなかったので真実は分かりませんが、恐らくそうでしょう。一応言っておきますが俺の推測です。

それほど「情報」というものは驚異になるんですね。政治の情報を伝える部門は情報が湾曲しないように社団法人、経済の情報を扱う会社は株式会社、と変貌するのも面白い。

さらにですね?「通信」と呼ばれている情報を扱う会社にはもう一つ大事なポイントがあります。

「広告」です。
広告には「お金」がつきものですよね?財閥を解体させてまでお金の集中を嫌がった当時、同盟通信社を分裂させた際に「広告事業部」も独立させているんです。もちろん「広告業」は1番儲かりますので、めちゃめちゃデカい会社になります。

「電通」

広告代理店として独占状態でスタートしている歴史を知ると、現代の日本の構図もちょっと理解できますよね。
別のルートで博報堂もあるのですが、あれは元々は「教育広告」のカテゴリーで台頭してきた様です。
企業の歴史おもろ!

というわけで「同盟通信社」は「時事」「共同」「電通」の3社になったというのが今年一の「ヘェ〜〜」だったので共有させていただきました。




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