世の中で最強なもの
最近、強く思うんですが、「やる」「やらない」の指針が「お金」じゃない人っているじゃないですか。
「面白くないからやらない」とか純度たっぷりに言い切れちゃう人。
あれって最強だと思っているし、これからの時代はどんどんそっちに寄っていくなと思っているのですが、いかがでしょうか。
一聴すると、自分の好きなことしかやりたくない怠け者のように聞こえてしまいますが、モノゴトって面白そうって思っている人に勝るものなしで、やらされている人はどんなにひっくり返っても勝てません。
俺のキャリアで塗り固められた音よりも、ドラムたっのしぃ〜〜〜ウヒョ〜〜〜って高校生の方が音が元気だ、みたいな話なんすけど。
一緒にプロジェクトを進めるなら、そういった人と一緒にやりたいもんです。
その結果、お金で契約するのですが、その人たちは、この「金額」でも動かないもんですから、
それこそ「最恐」です。
こっちがやろうと思っていることが、彼らにとって「面白くない」とジャッジされてしまえば一緒に手を繋ぐこともできません。
めっちゃ怖い。
一緒にやりたいけど、彼らの指針はお金じゃないから、いくらお金を積んだって首を縦に振りません。
他に何か「楽しいこと」とか「やってみたいこと」がないと手も組めない、なんて素敵だけど怖い。
最強だけど最恐。
表裏一体と言いますか。
俺もどちらかというと、そっち寄りなんですが、俺の場合はすぐにギャラで買い叩かれますので、
安いもんですw
まぁ家族の生活もありますからね。
と自分を正当化していますが、その「お金じゃない」って価値観で純度高く動いている人たちへの憧れは強いっす。
特に音楽産業において、ヒットするか、とかギャラがどう、ではなくて「かっこいい」かどうかが原動力になっている人たちに強い憧れがあります。
俺もそうなりたいもんです。