森の種類



気になった日本の森について。ちょっと調べてみました。引き続き、記録回です。


元々あった森や林って日本にどれだけ残っているんだろうと思い調べてみました。
少し調べてみると、どの地点を「元々」と定義するかという問題があることを知って、どの業界でも同じような問題が提起されてるんだな〜と感じます。音楽でも、どの地点を以て「日本古来」の音楽とするのか、そもそも論で議論が炎上することが多いので、この辺りはナルホドなぁ〜です。
今日はその辺りはおいておいて。
人の手が加わっていない森、を原生林とするとしましょう。そうすると、日本にどれだけ残っているのか。これ、意外だったんすけど殆どの残ってないんですって。日本の国土の約65%が森林なのにその中の4%しか原生林がない。それだけ生活に「木」が必要だったということなのでしょうが、結構意外な事実です。
屋久島とか知床半島なんかが代表的な「原生林」だそうです。海外だとアマゾンの熱帯雨林とか。


昔から、人が暮らすエリアに近いところに、薪や炭焼き用の木、山菜、肥料用の落葉などを採取してきた森がありますよね?これは“里山”と呼ばれるそうです。里山の奥には、神秘的な領域として、基本的に人が立ち入ることのない“奥山”と呼ばれる山林がありまして、それが「原生林」、里山が「自然林」。ほうほう、自然林という言葉があるのね。

ほかにも木材を作るための林、「人工林」というのがあるそうで、木材の畑ってことですね。なるほど〜。

で、うまくいってないのが「里山」ってことですね。高齢化が進み、生活スタイルの変化によって、林業が上手く回らなくなって問題視されてるのがココ。
聞くとろころによると、「竹」は手入れしないと本当に大変みたいで、NPOとか地域の有志で手入れをしているけど追いつかないってのが現状なんですって。
竹って昔、そんなに需要あったんすかね?そんなにタケノコ食ってましたっけ?個人的にはメンマが大好きなので、ジャンジャン採取したいとこなんすけどね。成長が早いからって理由でその昔、結構植えられたらしいっす。ヘェ〜。

話を戻すと、次に気になるのは自然林って原生林に戻れるのかってことなんです。
要は使わなくなってきたので、元の姿に戻しましょうよって思うんですが。

これは「可能」だそうです。自然の力を借りながら、それこそ原生林に近い割合で木々の種類を選定しながら、長い時間をかけて戻していくそうです。人が住んでるところから遠い森からやっていけばいいと思いますし、応援したいっすね。

やっぱり問題は里山の管理ですよね〜。誰もやりたがらないってのと、手を貸して欲しい人たちはいっぱい居るって状況は、単純に考えるとビジネスチャンスだと思うんですが、木が成長するまで80年だもんな〜w
周期が長すぎっす笑。

自分の世代で、仕事の成果を見届けることができないって、よっぽどの覚悟がないとなぁ〜。

兎にも角にも、美味しい水や空気を作ってくれる森や自然。大事にしていきたいです




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