音楽家の桃源郷は何処だ?



どうしても言語化したくて今日はこの話題です。
なんで洋二郎くんはビジネスを勉強しているのか。

その理由です。前から何回もトライしているのですがなかなか上手くいきません。笑


結論から言うと、毎日演奏して暮らしたい、なんですよね。人前だろうと録音だろうと、演奏して、音楽を創っている時間が好きなんすよ。

そんな簡単なこと、やれば良いじゃないか、になりますがコレだと「生活」ができないですよね。
誰かに何かを提供しないと対価としてお金を貰えないのは世の常です。
お金が貰えないと我が家は一家離散、解散してしまいますし、そんなことは望んでません。

そこで仕事になる演奏場所を探して、今まではディズニーだったり、今は劇団四季だったりとする訳ですが、コレまたどの業界も予算不足が問題になっております。

先日、Abemaでも話題になってましたが「チケット代が高騰してる」とか「客離れが進んでる」なんかと叫ばれてますし、そもそも論ですが商売を取り仕切っている人が「バンドカットしてカラオケでやる」とジャッジしたらオレ達はなす術なくパーなんです。

それって誰に責任があるわけでもなくて、構図としてそうですよね。

オレがライブやる時に予算が足らなければ大道具を簡素なものにする、役者さんを減らすとジャッジしても、それって当たり前のことで、誰にも文句の言われる覚えのない真っ当な選択です。
コレと同じで、音楽家がカットされてもそのこと自体は仕方ないことなんすけど。

逆にいうと、音楽家が音楽家の為に商業を作れば、そのリスクは回避できるし、音楽家にとっては桃源郷です。

ではどうするのか。
ビジネスの利益を制作費にぶち込み続けるしかないって結論す。
商業じゃなくてもパトロンでもいい。
制作費の出所が必要なんすよね。
音楽は兵站です。

このご時世に「演奏をする為」という何とも非合理な理念を掲げ、旗をふり続けない限り、音楽家のエデンの園にはたどり着けません。

コストの掛かるミュージシャンはリストラ候補の筆頭常連です。
それを変えるには自分でやるしか無いと腹を括ったんすよ。
それが洋二郎がビジネスを勉強している理由です。


オレには現場で演奏して、今の技術を手に入れさせてもらった経緯があります。
人前で演奏する事がどれ程音楽家に必要な事なのか、身に染みて分かってます。
やっぱり人前で演奏しないとダメなんす。良い音楽家は御多分に洩れず、人前で揉まれています。
しかし現在、どうでしょうか?
でもどのお店も、生演奏業務から撤退してますよね?
生演奏を提供しても儲からないからです。
ミュージシャンを入れるメリットが経営者に理解できないからなんですが、オレはソコに風穴を開けてやろうと思ってます。
数字だけじゃ見えてこないモノが音楽には潜んでいるのに、皆んな浅いなぁと音楽家からすると思っておりますが、コレばっかりは結果をもって証明するしかないので、頑張ります!

まぁ一生かけて登る壁なら高い方がいいので、腕まくりしてますが、まだ突破の方法すら見つかっていません。

皆さまにおかれましては、引き続き洋二郎くんの応援のほど宜しくお願い致します。


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