音楽の魔法、心の共鳴。演奏が紡ぐ感動の瞬間

先日、レッスンでお邪魔している吹奏楽団の演奏会を聴きに行ってきました。
市民楽団なんですが音楽との向き合い方がそりゃもう素晴らしくて…純粋に「演奏したい」って気持ちで溢れてる。
もちろん技術的なことだけ取り上げてみれば、そりゃプロに比べちゃうと減点されちゃうけれども、音楽の素晴らしさっていうのはそれだけじゃないから面白いんです。

音楽の神は皆んなに平等に微笑んでおられる笑。

演奏会を聴いて確信に変わりましたが、演奏は「こうしたい!」っていう気持ちが出ていれば音程とかリズムとか、そんなのは二の次になってくるんすよね。
僕、結構音程とかリズムには厳しい耳なんですが、そんなの全く気にならなかったんです。
もちろん音程もリズムもちゃんとズレてましたがw…ここで言いたいのはそれが雑音になっていなかったこと。
あの場で音程がとかリズムがとかって言っちゃうのが野暮に思えるほど、いい空間だった。
お客さんも完成された音楽を楽しみにくるというよりも、音楽を楽しんでいる人たちの演奏を期待していたし、それを楽しみに来ている人が多いのか、空気がホントに良かった。
それがまた奏者を後押しして相乗効果になって…最高のループが起こってましたね。いい人にはいい人たちが寄ってくる典型。
来年はチケット売り切れると思います!断言。

会場を後にする人たちの笑顔をみれば僕の勘違いや贔屓目じゃないことは明らかで、皆さまホッコリして帰路についてましたよ。
僕、仕事終わりによく劇場から出てくるお客様たちの顔を見て「ああ、少しは役に立てているんだな」と感じることがあるのですが、そういうお客さんたちと全く同じ表情でした。

本質的なところでは全くの同義語で音楽、というか舞台芸術の懐の深さを感じずにはいられませんでした。

こういう演奏会、というか活動がみんなの生活を豊かにすると思いますし、どんどん続けて欲しいし、全力で協力しますし、皆んながどんな実力だろうが、各々の音楽、もっというと表現をする・受け取るということの楽しみが増えてくれればいいなと思います。
そして自分も自分なりにできる活動を通して、皆んなのヒントになるような音楽や舞台を届けることができたら、こんな幸せなことはありません。


柏ウインドシンフォニーの皆さん、お疲れ様でした☆
そしてありがとうございました!




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