音楽家にとって必要な事

先日のとある打ち上げで
「それにしても音楽に対する予算が少ないよなぁ」
とまぁ、今どき何処の現場でも言われている様な話題になりました。


カラオケでいいんだもんな〜
こんなに拘ってても誰も気付かないもんな〜


ホントに完全に激しく同感でございます。
頷きすぎて首がモゲて翌日ムチウチになりましたわ。


超優良な作品を作っても、伝わらない。
こだわりが分かって貰えない。
ってかそもそも求められてない。


逆に「えっこんなんでいいの?世の中は」
なんて作品が大ヒットを飛ばしたりしちゃってて…ナンダカナァなことの方が多い気がしてます。。


不貞腐れたい気持ちも山々ですが、グッと堪えて逆の事を考えてみましょう。


確かに


めちゃくちゃ美味い10万の肉、、、
あ、いやそこまで求めてないっす。。。
500円のわりに、美味い肉を探します。


僕はバイクが好きですが、乗り物に興味がない女子からしてみたら「別に…車で良くない?」となるのも理解できます。

バイクのこだわりカスタムなんて求めてないっす。

発注元からしたら少しでも安く良質なものがいいし、上質なものの良さも分かるけど、別に今回はそれは要らないよってなります。


めっちゃ大事な人を接待するときに10万の肉でオモテナシするけど日常生活には500円のお肉でいいや。

うんうん、俺でもそーする。

問題は上質な肉の良さを知らない発注元が多いってことかな。
この問題はまた後日するとして…


他にも挙げたらキリがないほど世の中にそんなものは沢山ありました。



何も音楽だけ求められてない訳ではない様です。


じゃぁ求められてる音を作るために演奏(500円のお肉を作る為に)をしてるのかって言われると、それはそれで首を縦に触れないっすよね。別に俺は高級肉だ!と言ってる訳じゃなくて、そもそもの目指すものの意味ね?

多分、現時点で生活できてる音楽家は全員そうなんじゃないかな?


もちろん仕事なんで、求められてる「技術」
は提供しますが、その先にある個人的理念や夢などぶち込まれても、先方からしたらナンノコッチャですわな。

それはアナタのエゴですよね?

こーなっちゃいますわ。うんうん。



でも、この「エゴ」こそ必須事項な気がします。


相撲の行事さんが懐に携えてる短刀の様に、生き様、意気込み、信念みたいなものがなくなっちゃったら、それこそホントに音楽やってる意味がなくなっちゃう。少しでも高みにいきたいし、いい音で演奏したいし、いい作品に仕上げたいって気持ちはなくならないっす。


上記の打ち上げでも諸先輩方はそらーもう、こだわりの詰まった作品を短時間で大量に仕上げてましたわ。すんげーの。技術力も理念も。


「安いし時間がないからって手が抜けるわけじゃない」

激しく同意。はげどう。同意しすぎてハゲた。



そんな適当な仕事したくて努力してきた訳じゃないし、伝わらないのも承知で自分の中の最上級の作品を提出してるんです。
残ったものはエゴだけです笑


綺麗事をいえば
「お金のために仕事してない」となりますが
駆逐されて廃業が先か、作品への意気込みが伝わって生き延びるか…

まぁ20年やってこれたんで後者が続いてるんですが、家族ができた身としては予防接種くらいはしておきたいっすよね〜。


この辺りはちゃんと考えておこうと思ったエゴ二郎でした。




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