我がBARが３周年を迎えました。

調べるとすぐ出てくると思いますが、飲食店が3年続くってのは
割と上出来な方だそうです。


しかもこの時代にBARって。。。
流行んねーよ！w


はっきり言って経営は厳しっすねw
いつまで経っても余裕なんて出てきません。

でも、開業当初から通ってくれてる人との絆は半端なもんじゃないっす。
この絆は本業を遥かに超えた副産物です。




そもそも、音楽の裾野を広げたいな、と思い
普段生活していても接点のない人たちと繋がって音楽の布教活動を・・・
との思いで飲食店を考えた訳ですが、
その先にはしっかりと売り上げて
自分のライブ予算に回したい、もっと高水準のライブ予算を
担保しておきたいとの気持ちがありました。


飲食は厳しい

周りの人からの進言通り、決して楽ではありませんでしたが
やってできないことはないな、
という飲食素人の見解です。
まぁ3年もったしね。


やってできないことは何もない！



自分の中で、ちょっとだけ真実味が出てきましたw



ただ、肝心の音楽製作費まで回る予算は作れない。

がむしゃらに働いて、お店を回すことをしたかった訳じゃないので
音楽の本業からずれてきているなぁと感じてはおります。


いま流行りのフランチャイズがしたいわけでもないし
別にバーを全国展開させるためにやってる訳ではないので
ライブやコンサートの予算を作る
という壁の高さに震えております。


音楽に興味を持ってくれた人は確実に増えたけどね。



ただ単純な話ですが・・・


自分の納得するライブを提供して、
共有した人たちに有意義な時間を過ごしてもらい、
自分を含めたみんなで豊かになりたい


これなんです。

もちろんバーに通ってくださっているお客様とも
有意義な時間は過ごさせてもらいましたし
とてつもなく勉強になってますが、


わたくし！！！！
演奏したいんです！！！！w


お酒が作りたくてウズウズしてる人じゃなくて
バーを経営したくてウズウズしてる人でもなくて！


演奏して人を楽しませたくてウズウズしてる人なんす泣



極論、脚長おじさんが予算くれて、お客さんも集めてくれて
さぁどうぞ！

ってやってくれればそれでいいし、一生そうやって生活していけたら最高なんですが
そんな人、そうそういないよね。


脚長おじさんじゃなくても、今だと
劇団四季や俺に演奏をお願いしてくれてる人たちがそれに近いけど、
（予算とお客さんを用意してくれて演奏しているので）
それはそれとして、
洋二郎じゃなきゃできないこと、をやらないと
自分の存在意義として、音楽を専門的にやってきた人間として
ダメなんじゃないかなぁと感じている訳でございます。。。



別に儲けて大金持ちになりたい訳じゃないし
ライブが大盛況だったら次のライブの予算に回して
もっとお客さんが喜ぶことに使いたいし
喜ばせるための準備に予算を使いたいし
それが回り回って、世の中を豊かにすると信じてるんだけど・・・


なかなか難しいですね。
最近、脚長おじさん登場しすぎね。

なんかこーゆーことを
ポスト資本主義って言うらしいです。

ちょっと説明するのは下手くそなので
最近ハマってるラジオの名演説を貼っておきます。


https://youtu.be/kCeLFO1uqiE


言語化できる人を尊敬してます。